丹波屋探訪記

・丹波屋 新玉稲荷 初午 ・

こんにちは!

2月17日(金)、丹波屋が丹波屋ビルの屋上でお守りしている新玉稲荷の初午を、社員皆で祈願いたしました。今年の初午は5日の日曜日の為、二の午の17日に行いました。とてもお天気が良い日で、丹波屋の屋上から見える空もごらんのような綺麗な青い空!私たちの日頃の行いの成果なのかな?とポジティブ思考で解釈しました。

横山町二丁目の守護神の新玉稲荷は、丹波屋の屋上に鎮座しています。普段ご来店いただいているみなさんからは見えない場所になりますね。屋上にあがるにはこのような急な階段を登っていきます。ただでさえ、階段につま先をよく引っかける私(足があがっているつもりなのに、つまずくのは年齢のせい・・・でしょうか?)は手摺につかまりながら慎重に登りました。

階段を登りきると、すぐにお稲荷さんの祠が見えます。丹波屋の属していた”に組”の旗もたくさんありました。
初午(はつうま)とは、2月の最初の「午(うま)の日」をさし、稲荷神(いなりしん)のお祭りが行われる日だそうで、稲がなることを意味する「いなり」から、五穀豊穣や商売繁盛、家内安全を祈願して、各地の稲荷神社でお祭りが行われてきたそうです。横山町丹波屋三百年史にも「初午ともなれば、各町内から初午祭の太鼓の音が響きわたり、お稲荷さんは大繁盛である。とくに、商売繁盛、家内安全、無病息災を祈願する庶民にとって、お稲荷さんは生活に密着したかけがえのない神様であった。」と記されています。丹波屋でもお神酒やお米、野菜、果物、するめなどの海の幸山の幸をお供えし、初音森神社の神主様にご祈祷をお願いしました。

その後、全社員交代で屋上にあがり「二拝二拍手一拝」で祈願。時間帯によっては階段が渋滞してしまいそうなくらいで、階段下で待っている社員もいるくらいでした。私は神社巡りが好きなんですが、お稲荷さんについて全く詳しくなく、今回ちょっと調べてみたんですが、色々面白いなと感じました。もともと稲荷は「イネナリ」の意味で、五穀を司る倉稲魂神を祀ったもので、豊穣を願った農業神だったそうです。それが江戸時代になると各種産業の守護神として庶民の人気を集めるようになり、江戸市中の至るところに稲荷の社がつくられたそうです。いつの時代でも願う事は同じなんだなと感じました。

こうして今年の初午も無事終わりました。これからも「商売繁盛」を願って、毎日突き進みたいと思います!今回はS.Mの丹波屋の新玉稲荷のご紹介でした!