NEW丹波屋探訪記

・雨にも負けず神田祭・今年は店舗スタッフも担ぎ手で参加しました!

こんにちは!

私は今回丹波屋の社員ならではのとても素晴らしい体験をしました。神田祭に参加する機会がありましたので、祭りの魅力をちょっとだけですがお伝えしたいと思います。

2年に1度開催される神田祭がコロナの影響もあり4年ぶりに開催されました。
丹波屋のある日本橋横山町も5月12日から13日にかけて神輿が町内を練り歩きました。この祭りは、神田神社の創建以来1300年続くお祭りであり、江戸時代には徳川幕府の篤い崇敬を受け、大変盛大に執り行われた歴史あるお祭りです。京都の祇園祭、博多の天神祭と並び日本三大祭に数えられています。

丹波屋でも神輿の休憩所となる為、4月の中旬頃から祭の準備に追われます。社内でも担ぎ手を募集し、男女3名のスタッフと副社長の4名の参加となりました。尚、副社長は12日に神輿を拍子木を打って締める役目を負っております。今年は、近くにできた銀行の社宅の方のが多く参加されたという事で、担ぎ手不足と言われる中、横山町に関しては大層な盛り上がりでした。祭の力で日本橋横山町も往年の賑わいを取り戻してくれそうな感じです。

13日、神田祭でも最も盛大な神事神幸祭が行われました。神幸祭は、神田明神に仕える神職たちが神輿や鳳輦(ほうれん)とともに乗り込む豪華な行列で、その美しさから多くの観光客にも人気があります。朝神田明神を出発した行列は1日かけて中央区の町を巡行し夕方に神田明神に戻ります。丹波屋前の横山町大通りでも13:00頃行列が通りました。あいにくの雨で鳳輦にビニールがかけられ残念でしたが、店舗スタッフや丁度お仕入れに来ていたお客様も絢爛豪華な大行列を楽しんでおりました。

丹波屋は神輿の休憩所となっており、社長が拍子木で締め、新道側の通りで担ぎ手さんが休憩します。丹波屋では、お店で販売している商品の中でも人気のあるお菓子類を担ぎ手さんに振る舞いました。

13日に町内を練り歩いた神輿は、夕方には神田神社に宮入します。この場面はTVなどでも放映されましたのでご存じの方もいらっしゃると思います。私は翌日この模様を動画で観ました。日本橋横山町の神輿は、一番最初の宮入で、その後大小200を超える神輿が14日にかけて宮入します。次々と神輿が到着する境内には壮麗な景色が広がり、氏子たちの熱気であふれます。祭りの熱気が境内に満ちて神田祭、最大の盛り上がりの瞬間と言えます。

丹波屋、333年の歴史を誇る節目の年に神田祭が再び蘇りました。
神田祭の中で丹波屋は神輿の休憩所として、担ぎ手、関係者の方に寛ぎと安らぎを提供しました。久しぶりに丹波屋のスタッフも、この祭りの一翼を担ぎ、感慨深い瞬間を迎えた事と思います。

この特別な年において、創業からの長い道のりを振り返りながら、丹波屋はこれからも伝統と品質を守りながら進化し続ける覚悟を新たにしています。