みなさんこんにちは!O.Sです。
こんにちは、2月13日(火)今年も丹波屋ビルの屋上にある新玉稲荷にて初午祭が行われました。浅草橋の近くにある初音森神社の宮司さんがこられて厳かな神事が執り行われました。
現在は、屋上に鎮座している、新玉稲荷ですが、ビルが建つ前は、庭の一角にあり、近隣の方も良くお参りされていたとの事です。
その新玉稲荷も関東大震災、東京大空襲など何度も被災しております。中央区のホームページの平和祈念バーチャルミュージアムで公開されている金井会長の体験記にその当時の事が紹介されています。
「横山町で2度も焼かれる」 金井 精一(かない せいいち)中央区HP
体験記の中に「代々の家訓として先祖代々の過去帳、位牌のほか、新玉稲荷のご本尊は、いの一番に持ち出すように」と申し継がれていたとの記述がありますが、そのおかげもあり今年も社員一同お参りをして、家内安全、商売繁盛を祈る事が出来ました。
今回は、そのこともあり、両国にある関東大震災と東京大空襲の犠牲者を慰霊する横網町公園までランチ散歩へ行ってきました。公園までは、15分から20分の距離でランチ時間は20分ほどとなりますが、歩いてカロリーを消費すると思えば効率の良い昼時間です。
この公園は、以前紹介した安田庭園の隣にある公園で、一画に、日本庭園も造られています。お弁当を広げてる近隣の会社員や、子供を遊ばせている若いお母さんなどで賑わっています。
この庭園は、災害時に清澄庭園や安田庭園など東京にある数々の日本庭園が多くの人命を救ったことを伝えると同時に、関東大震災で隣にある被服廠跡で猛火に包まれた犠牲者を慰め、そして現代の人々に対して警告を発する、極めて重要な庭園であるとの説明があります。
公園内には、関東大震災と東京大空襲で亡くなった方の遺骨を納めた『東京都慰霊堂』があります。毎年、関東大震災が発生した9月1日と東京大空襲のあった3月10日には大法要が行われます。
今年も能登半島地震で多くの犠牲者が出ましたが、そのような悲劇が続く中で、被災者とその家族に心からの哀悼の意を捧げると同時に、災害への備えと予防に向けて一層の努力する必要がある事を再認識しました。