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隅田川テラスと両国リバーセンターを歩く -両国-

こんにちは、街歩き大好きO.Sです。

今回は、何度か前を通り気になっていた両国国技館の前にある両国リバーセンター発着場に、ランチがてら行ってみました。日本橋横山町から両国橋を渡り、両国リバーセンター発着場までは15分ほどで到着します。空模様も怪しい中、橋を渡ってすぐ横にある階段を降りると、隅田川テラス(隅田川に沿って建設されている遊歩道)に出ることができます。

隅田川テラスは丹波屋のある日本橋側にもあり、たまにそこでランチを取ることがあります。川沿いを歩くと両国側からは、両国橋と以前紹介した柳橋を同時に見ることができます。柳橋の場所が神田川の隅田川との合流地点となります。

両国リバーセンターは、スーパー堤防と一体化した整備が行われ、地震への安全性を高めているそうです。テラス沿いの壁には、伊勢湾台風など過去の水害のあった時の水位などが表示されており、散歩しながらでも防災を意識させるようになっています。

リバーセンターの両国側は両国国技館となり、5月場所の最中でしたので、外国の方も含めたお客様で国技館前の広場はいっぱいでした。

リバーセンターの隅田川側はイベント等の活用に配慮して、人が座って佇むことができるよう階段状の構造となっており、デザインは複合施設の外装と調和を図って現代的な雰囲気です。今回はこの階段に腰かけてのランチです。センター内にはホテルのレストランもあり、水辺で憩いながら飲食を楽しめる空間が創出されています。

ランチの後は、隅田川テラス沿いを散歩しました。散歩をしながら、川を行き交う水上バスを眺めると、浅草まで行きたいなという気持ちが沸きましたが、今回は時間がないのでパスすることにしました。水上バスは、リバーセンターから発着し、東京スカイツリーなどの景色を船上から楽しめる遊覧船です。隅田川に架かる吾妻橋、清洲橋、勝鬨橋やレインボーブリッジなど、個性豊かな橋をくぐり、お台場海浜公園を目指す約1時間のコースなどがあり、夜間のクルージングを楽しめる「ナイトクルーズ」も人気のようです。

船での観光は魅力的ですが、なかなか試すことができないため、今度休日にでも、船で東京観光をしてみたいと思います。東京観光をお考えの方は、船での東京名所巡りもコースに入れてみてはいかがでしょうか。

今回の散歩のコースから見る東京の風景は、普段見る東京とは違って見えます。都会の喧騒を忘れるような静かなひとときを感じることができます。