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 ・ランチ散歩 小伝馬町牢屋敷跡 十思公園・ -小伝馬町-

みなさんこんにちは!O.Sです。

今回は丹波屋本社から小伝馬町の十思公園へランチ時間散歩に出かけてみました。

私のランチは、ほとんどがファストフード!ランチは時間との勝負。なるべく早めに済ませられるお店とメニューを選択します。今日のランチは、知り合いに勧められた靖国通り沿いにある立ち食い蕎麦。このお店であみ天そばをいただき、ここから小伝馬町への散歩を開始します。江戸通りに戻り真っ直ぐ神田方面に歩くと、10分ほどで小伝馬町に到着します。

小伝馬町、聞いただけで時代劇の舞台を思い浮かべることができますね。江戸時代にあった小伝馬町牢屋敷跡は、十思公園と言うビルの立ち並ぶ中でものどかな公園として近隣の人たちの憩いの場となっています。昼の時間だと近隣のオフィスの人達がのんびりとお弁当を食べている姿もみられます。

公園内には、慶長18年から明治8年まで存在した小伝馬町牢屋敷の歴史に触れることができます。公園内には記念碑や、処刑の合図となった時の鐘が立ち並びます。公園内にある説明看板を読みながら、歴史の重みとちょっと暗い気分を感じながらも、のんびりと公園を散策します。

公園内には吉田松陰終焉の地と言う石碑が立っております。吉田松陰は、幕末に老中暗殺の首謀者として、安政の大獄で逮捕されこの地で処刑されました。NHK幕末の大河ドラマで良く登場する人物で私も昔からよく知る人物です。ドラマの小伝馬牢の場面も記憶にあるので、何か不思議な感じがします。

松陰の遺骸は、その後小塚原(現在の荒川区南千住 回向院)に葬られ、さらに現在の世田谷の松陰神社に移されました。その時の弟子たちが松陰の遺骸を運ぶ場面も思い出されます。

公園の隣にある大安楽寺は、牢獄処刑場で処刑又は亡くなった者たちを慰霊するため建てられたお寺です。観光で訪れた外国の方でしょうか?しきりに写真を撮られていました。
都会の中にある異質な空間が珍しいのでしょうか?そう言う私もその一人ですが…。

歴史ある小伝馬町と十思公園。江戸時代から続く街の歴史を感じつつ、素敵な一日を過ごしました。ぜひ皆さんも日本橋の歴史的なエリアを訪れて、新たな発見と感動を楽しんでみてくださいね。