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甘酒横丁散策!昭和の香り漂う人形町の歴史と買えなかった美味しいたい焼き

みなさん、こんにちは!

今回は、昭和の雰囲気が漂う人形町にある甘酒横丁をランチの後に散策してきました。丹波屋本社のある日本橋横山町からでも歩いて10分程度。そのエリアでも甘酒横丁は、歴史と新しい魅力が共存する素敵なエリアです。

甘酒横丁は、人形町駅から出てすぐの交差点から明治座まで、昔ながらの雰囲気が残る風情ある通りです。明治初期には、この横丁の入り口に尾張屋という名の甘酒屋が大繁盛しており、甘酒を飲む人たちで賑わっていました。こうして「甘酒屋横丁」として親しまれるようになったとの事ですが、尾張屋は戦後に閉店し、名前だけが今に残る形となりました。

散策中に見つけたのが、人形町からくり櫓。新たに設置されたこの櫓は、人形町の新しいシンボルとなっています。櫓の近くでは、1時間ごとにからくり人形が動き出し、地元の人々や観光客に喜ばれています。また、町火消しタイプのからくり人形が交差点付近にも置かれており、江戸の歴史を感じながら懐かしい雰囲気を楽しむことができます。

そして、散策の途中で立ち寄ったのは、創業1916年の老舗たい焼き屋、柳屋。こちらは東京のたい焼き御三家と呼ばれ、麻布十番の「浪速屋総本家」、四谷のたいやき「わかば」とともに行列ができるたい焼き屋として知られています。何度か食べたことはありますが、熟練の職人が丁寧に焼き上げるたい焼きは、餡がぎっしりで一口食べると時間を忘れてしまうほどの美味しさです。ただし、今日は写真を見てもお分かりの通り50人近くの行列の為、とてもランチ時間内に会社に戻ることが出来ないので、あきらめて戻りました。


人形町界隈は、江戸歌舞伎発祥の地としても知られており、「勧進帳の弁慶像」が甘酒横丁とクロスする浜町緑道に作られているのも見どころの一つです。昔ながらの雰囲気が残る人形町は、まるでタイムスリップしたような気分にさせてくれます。歴史的な名残りを感じつつ、新しい発見や美味しい食べ物に出会えることでしょう。

ぜひ、丹波屋にお越しの際には、ちょっと足を延ばして甘酒横丁の雰囲気を楽しんでみてください。きっと昭和の香りと共に、楽しい散策となることでしょう。

今回の担当は街歩き大好き O Sでした。